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懐かしのコロナ禍 2
【33】 過去を「巨視」して未来を考える  落合陽一 著 その2
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浩哉
2024/05/04

ようやく読了。

話が進むにつれ、コロナ後、復活するには!!

ってお話になっていて。


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コロナ後の現状を見ている現段階では、なんか、痛々しいというか…。健気というか。

なんだろ?ここまでコロナ前と変わらず、なんやったら悪くなってそうな現段階を見ていると…。


復活するにはどうすれば?ってあたり、眩しくて読みづらかったです。


〜〜個人的な見どころ〜〜

 ①オードリータンとの対談。

オードリータンも、コロナ騒動で一気に有名になった方ですよね。

ITを駆使して、マスクの配布の合理化を行ったり、新しい選挙の形を模索しています。

今はどうなってるんでしょうね。


選挙とかでもトップを変わったりするから、大臣も終わってるんでしょうか…。


って、今、調べたら、やはり次の人事で大臣を外れるみたいですね。

今後の活躍、楽しみですね。


そんな、オードリータンと、危機による変化について語られてます。


過去のシーンでは、ココシャネルのファッションについて語られています。

世界恐慌の危機の後、女性も社会進出が必要って形で。

その際のファッションを、かっこよく作り上げた方ですね。

そこで、自分の内面にあったファッションを自信を持って、全員が表現しよう!ってことをお話しされています。


ただ、よく考えたら女性の社会進出も、恐慌やスペイン風邪で、女性も働かないとって言う事情があるのはなんか悲しいですね。


要は言っちゃ悪いけど、奴隷の数を増やすために女性を利用しているだけな気がして、なんかね。


後は賛否両論があるSDGs。

今環境をしっかり見つめていこうと言う理念は立派なんですが、結局は大企業の金儲けのシステムに組み込まれているだけと言うジレンマがあります。

そこで昔の振り返りとしてアダムスミスの言葉発表されております。本文↓


さらに、「金儲けは悪、金貸しは下品、金の貯め込みは汚らわしいものとなる。美徳と正気、そして知恵の道を歩む者だけが未来を見つめるだろう」との言葉も残しています。はたして、ケインズのこの予言は実現するのでしょうか……


うん。多分予言は実現されない気がしますよね。


 ② ワクチンのジレンマ、歴史、課題

ワクチンのジレンマはありますよね。


普段変化を恐れるな!とか言ってる人たちが、ワクチン打つのに恐ろしいほど躊躇してる。何か面白かったんですよね。


それぞれ、判断の基準がしっかりしていて、結局打ったり打たなかったりっていうのがあったと思うんですが。

その基準作りが大変でしたよね。


このワクチン騒動でいろんなことがあったと思います。好きだなと思ってた人が嫌いになったりとかまぁその逆は少ないかもしれませんが。


個人的には、海外のデータが信頼できるんじゃないかって感じでインフルエンザの副反応とコロナワクチンの副反応のパーセンテージを比べて、正直コロナワクチンの方がインフルエンザより10倍だったかな?もしかしたら50倍位副反応が起きやすいっていうのはわかったんですけれどね。そもそものパーセンテージが低かったので大丈夫かなと思っていました。


後はmRNAでしたかね。この仕組みのことが書かれている本を一応たくさん読んで、こんなもんで、そこまで遺伝子が変化するわけないなと思ったのがあります。


こんなもんで、いろんな変化が起きるんだったら、もっと遺伝子操作の研究進みまくって、いろいろ簡単になってるだろうと思ったのがありましたしね。


過去。もちろんコロナワクチン騒動と似たようなことがありまして。

小児麻痺に対する生ワクチンの輸入をどうするかどうか?

って問題です。


このお話は本当に面白くて、SNSとかがない時代だから何とかなったんだろうなと思います。


キーが政治家の覚悟だったんですが。

SNSの時代だったら、いくら政治家が覚悟を決めたところで揚げ足とられて終わりだった気がします。

古き良き時代の少ない実例かもしれませんね。


天然痘のワクチンお話も興味深いです。

ワクチン開発から184年でようやっと絶滅したってね。

なんかすごいです。


コロナワクチン50年後位にはどのように判断されてるのかなあと思いますね。


個人的にはその製造方法とかデータ通り作ってるとか、そういった問題がなければ結構画期的って言われることになるんじゃないのかなと思いますけれども。


 ③危機の翌年の変化

世界で危機が訪れた翌年に、いろんなブレイクスルーがあるっていうのを書いたお話です。

例えば。

1.職業夫人。

終戦後働く女性が増えたり、女性が働くための部屋とかができましたってやつなんですけれども。これもね。

同じように単純にもっとたくさん奴隷が必要になったってだけな気がして、なんとなくあんまりいいと思わなかったんですよね。


2.リーマンショック後のブロックチェーン

流行のブロックチェーンですね。

これはどうなってるかまだいまいちこれだって言う道は見つかってないような気がします。でも個人的には好きなんですかねこのブロックチェーン周りの可能性って。


3.革命のチャンス

このチャンス、完全に何事も起こることなく終ってる感じしますが…。


過去のインドの塩の行進。

これは、全くといっていいほど知らなかったです。

内容もよかったですし、面白い。


ガンジーはこんなこともしてたんだなぁっていうのが興味深いですね。


それぞれ、色々書かれてますが、実際には変化らしい変化、ほぼないですよね。

リモートワークが増えたことくらいでしょうか。

なので、読むのが辛かったところでもあります。


 〜〜まとめ、雑記〜〜

読み応えがかなりある本でした。


作者は本当にITまわりのテクノロジーに、全幅の信頼を置いているんだなってのが伝わります。


僕なんかは、正直、こういうIT、インターネット関係をそこまで信頼していませんでして、何かの拍子ですぐに無くなってしまう恐れがあるよな的な考えを持っています。


それこそ太陽の気まぐれで何かフレアがでまくったら困るって言う話も聞きますし、そこまでネット周りを信頼できるのがすごいなっていつも思います。


あと、気になったのは、

環境問題は格差問題ってところ。

すごい納得です。

なぜか?

本文の中で、グレタが話題にのぼってました。

(彼女も今はなにしてるんでしょうかね??)

彼女も賛否両論ありますよね。


否の理由のおそらく半分以上は、環境問題の抗議活動するのに、飛行機や電車とか使ってるんだろうと言ったものがありますよね。

それは裏を返せば、飛行機や電車船とかでいろいろ移動できる立場にあるって言うことで、そんな抗議活動できる時点で、お前はもう上級国民だろ?そんな金、どこからもらってるんだよ?

みたいな感じで受け取られるんですよね。


それを抜きにしたら、言ってる事は正しいと。

お互いに立ってる立場が全く違ってきてるので、こういう話が噛み合うわけがないですよね。


今豊かじゃない地域が環境問題気にしながら経済成長なんてやってられるのかって言う話もありますし。


あとは教訓。本文より↓

しょうがない」とあきらめず、少しでも多くの「それでも」を掲げていく

これを大切にしたいなと思いました。

では、また。