この方のプレゼント企画で当たった作品です！

帯にミステリー！！とか、かつてない！！

とか、色々書かれていますね。

途中から胡散臭さは感じましたが、

最初は手記？ここからどうミステリーになる？

そう。初めは呑気に読んでました。

美人がめっちゃ損する？ふーん。

って、それこそポテチ食って、ケツを掻きながらな気分で読んでました。

同じ条件ならやや美人の方が得じゃね？って思ったりしたからです。

ま、確かに色んな人に告白されまくるのはメンドクサイでしょうね。

今はそうでもないかもですが、きっと作中の年代だとね…。

小学生、中学生が彼氏、彼女、告白、なんてものは、きっと小学生の学校での男子の大便並みにお祭り騒ぎになるでしょうからね。

ってか、男子の小学生の学校での大便に勝るものって、これしかないんじゃ？ってくらいですね。

あとは誰か給食の牛乳を溢すとか…。

今は学校によっちゃそうでも無さそうですよね。

小学生でも彼氏彼女いたりするんですよね？

とにかく、告白系はたいへんでしょうね。

ただ、作中に、なんが違うって振られ続けてるのは、ゆっても作者に相当問題あるんじゃね？って思いましたけどね。

この辺りまでのネタバレは大丈夫でしょかね。

これ。この作品の主人公の娘が、主人公の話を聞いて書いた本になります。

んで。親娘関係はある時からあまり良好とは言えず、娘は冷めた目で母親の話を聞いて本を作り上げていました。

母親の話は前半はほぼ聞いた通りと言うことになってて、母親が受けた虐めは本当って事になってます。

後半になるにつれ、嘘の描写が大きくどうしても大きくなってしまいます。

本の中で、断りながらも自分が美人を強調しており、都合の悪い部分は話してないんですよね。例えば芸能界のオーディション受けてみてたりしてるのは、娘には話さなかったようで。それが本の中の逆転美人の主人公の何か精一杯の強がりに感じて、少し面白かったです。

それをテイよく利用してる娘さんもなかなかだなと。

それにしても、美人さんって、ぶっちゃけどれだけ告白されているもんなんでしょうね。

とある、凝ったトリックを披露されるんですけど…。

僕はそーゆーの、気づかないっすわ…。

ミステリー読んでも、犯人を推理した事ないんですよねー。

探偵が頑張ってるのを見て、おおーなるほどーそーゆー感じで謎を解明していくのねー。

そういえば、漫画ではやった事ありますね。

金田一少年の事件簿の漫画で、割と初期の初期。

2度ほどですかね。謎が解けたのは。

解けた時は確かに嬉しいんですけれども、解けない時が悔しすぎますね。

小説ではなど解こうと思ったことすらないです。

なので、東野圭吾さんとかが書いているなどを、最後は自分が解かなきゃならないタイプの本、正直苦手でした。

読んでいくうちに、あまりにも死者が多いかな？って思いまして。

最後の教師の行方不明さも不自然でした。

なので、亡くなった登場人物、全員主人公が殺したのでは？って思いました。

そして、逆転美人の本が完結し、娘が暴露っぽい事を書いてきた時は、やっぱりな。ふふん。

自分で推理しないくせに、なんか予想通りになるとふふん。ってなるの、情けないですね。よく考えると。

でも、読んでくうちに、予想以上の展開が待っていてしてやられるって感じのいつものやつです。

まあね。本当に美人ってあんま意味なかったですね。この作品。

ルッキズム全盛のこの時代に、異議を唱えても虚しさすら感じる今の世の中が、なんとも言えないですね。

読んでて連想したのが、実際にあった保険金殺人をしまくった女性や、結婚詐欺的な事をしてた女性。

そういう人々は確か、そこまで美人って感じじゃなかったかと思います。(失礼)

それでも金のため、知恵と何かを振り絞ってやり遂げるのは、相手任せの作品の主人公とは違いますね。

今はもう、美人なだけでは世の中渡っていけないくらい、競争が激しくて、これは乃木坂見てたらわかりますよね。

あんな美人揃いなのに、報われないメンバーのなんと多いことか…。

これから世の中、どうなっていくのかなと。