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世界の超真実!!
【63】「日本人が知らない。今世界で起こっている超真実」 ジェームズ斉藤 著
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浩哉
2024/08/17

さて。まずはこのタイトルを見ていただきたい。


怪しさ満開じゃなかろうか?

「日本人が知らない」って文言も。

なんかちょっと香ばしいですよね。


ま、最近よくあるタイトルですが。

なんか思想の偏りを感じますね。

って、これも偏見ですが。


そして、「真実」ではなく、「超真実」

これも怪しさを助長させますよね!

普段は絶対手に取らないタイプの本です。

手に取った理由。

これ、帯がどっかいっちゃいましたが、苫米地英人さんが、「この人はホンモノ」っていうような、かえって怪しさを助長させる帯を書いていて、それが逆に面白くて手に取りました。


読んでいくと冒頭、自己紹介が。

この方、某国のスパイなようです。

…。いや、スパイがスパイですって発表するって…。

〜〜個人的な見どころ〜〜

①昨今のスパイとは?

スパイの活動には大きくわけて3種類あります。

・ヒューミント

・シギント

・オシント


ヒューミントが、人間からの情報収集。

ハニートラップや暗殺工作などもこれにあたります。

スパイファミリーで主人公がやろうとしてるのもこれですかね。


シギントが、電話やネットのハッキングなど。


オシントが一般公開された情報をら多角的に分析するというもの。


ヒューミントや、シギントが、今のスマホ社会になってから、機能不全に陥ります。

シギントは今やみんなやりたい放題だし、身分詐称や潜入も、バレバレになるし。


なので、今、とにかく重要なのがオシントで、それが故に情報発信も重要になってると。

なので、作者のこういう活動に繋がってるようです。


あ。最近、ジョン・ル・カレの小説を読みまして。

スマホに関して、すごく丁寧に扱ってるなって思ったりして、今のスパイはどうなっているんだろ?ってシンプルに思ってたので、このお話。

まだ前書きなんですが、一気にのめり込みました。

僕もたいがい、単純ですね。


②ディープステートの正体

読んでいってると、やっぱり面白いです。

次のアメリカ大統領はトランプだろうっていって。

しかもそれが、各方面のドンが決めたってところから入っていきます。

おいおい。ってなりましたが、読んでいくと、まあそんなもんかって形になり、納得してしまいます。


ただ、やっぱり関わっている人たち。当然ですが人間なので、その通りにはならない可能性もありますね。


今、バイデン大統領が次の選挙にはでなく、ハリス候補が予想以上に人気というか、持ち上げられてますし。


それはともかく。

そんななかで、ディープステートについて言及しています。

みんな大好き、影の支配者ですよね。

これの定義がハッキリしていないので、みんなの意見がマチマチで香ばしくなるとのこと。


この本の定義は、「専門家集団が支配する政治体制」つまりは官僚制だとのこと。

やけにあっさりしてますが、本書を読み込んでいくと、日本だけでなくアメリカはもっとその弊害が深刻化してるかもしれないなって思いました。

そして、トランプが大統領になった際、崩したいのがこの官僚制です。


ただ、トランプその人自体は、政治思想が官僚制を潰せというよりは、ビジネスライクの人間。取引思考の人間なので官僚制とは合わないってだけな気もします。

ほら。ビジネスマンって今、スピードが命なところありますし、それを全力でつぶしてきますから。官僚って。


③アメリカの内戦必至?

この本で思ったのが、アメリカの想像以上に酷い状態です。

選挙。どちらが勝っても危機なようで。

そういえば、トランプが暗殺されそうになった日、その直後のXで、わりと良識派な海外の人が「暗殺成功してたら内戦おこってたぞ。おい(# ゚Д゚)」

ってなことをポストしていて。


それを覚えていたので、ホントにアメリカ、今ヤバいんだなと。

今度の大統領選で、もしトランプが勝ったら、バイデン大統領時代の移民の若い人たちが暴れる可能性があると。

もし、トランプが勝つと、移民を強制送還しなきゃなキャラらしいので。

そのために、移民。特に若い人を積極的に受け入れていたらしいです。


で。ハリスですね。彼女、マスコミがスゲー持ち上げ方してますが、実際アメリカ国民はうんざりしているようです。

とはいえ、マスコミパワーは強いですし、人間って当てにならないから、しかも現職(?)の強みもあるようです。

なんか、選挙の投票に少し悪さしやすいようです(笑)


そんな感じで、ハリスが勝ったらバイデン大統領が勝った時と同じような騒動が起きるだろうと。

どっちに転んでも大変だと。

11月。どうなりますかね。


 〜〜まとめ、雑記〜〜

なんやかや、凄い面白かったです。

世界の見方が変わりました。

分析。人を分析していくってのは面白いですね。

特にプーチン大統領の分析は面白い。


人と話するのに政治のお話は避けるべきだと思ってますが、ロシアの話を聞くことによって、その人のセンス(?)がわかるんじゃ?ってくらい、ロシアって面白い立場だなって改めて思いました。


ともかく、権力や地位を持ってる人を分析してキャラを見極めていくと、すごく世界が面白く感じます。

最近、ウクライナの侵攻、イスラエルの虐殺。

いろんなニュースがあります。

このニュースを見るたび、この本の内容が浮かび、

作者の予想通りであったら、もちろんおお!って思いますし、予想と違っても、あの人がこう意趣返しをしたのかな?とか、あの勢力の反撃が予想以上だったのかな?って思ったりして、意外とニュースが楽しくなります。


作者のメルマガ。有料登録しようか悩んでますが、今、登録しちゃおうかなって方向に流れています。


では、また。