これを個人的に極めていこうと思っています。

超長期的計画ではありますが。

ほんと、色んな書籍がありますね。

まずは財布に優しい範囲で色々読み漁る予定です。

最後通牒ゲーム。ある界隈では有名なゲームです。

これに関する論文は３万程度あるようです。

・プレイヤーA（提案者）が1000円をどう分けるか決めます。

例えば、「自分が700円、プレイヤーBに300円をあげる」と提案します。

・プレイヤーB（受け手）はその提案を受け入れるか拒否するかを選びます。

◯受け入れる → 2人とも提案通りの金額をもらいます。

◯  拒否する → 2人とも何ももらえません。

※ちなみに、Bは、Aが1000円もらってて、いくら分けようとしてるのかは知ってます。

※AとBは、全く知らない他人です。

※実験によるでしょうが、顔も隠してると思われます。

もっとも合理的な解答はどうなるでしょうか？

経済学的には、Aは999円を懐に入れる。

で、実際に実験したら、そういう大正解する人はほぼいなくて。

まあ、そりゃそうだろうって気がしますよね。

Bにしてみれば、ふざけんな！でしょうし。

ただ、それが経済学的には本当に理解できないようです。

なぜだ？？人は合理的じゃない！って騒ぎになったってお話。

それをなぜか？って分析し続けます。

で、究極的な原因は、人類の進化の過程でこうなってきた。こうなったから、ここまで人類は生き延びてきている。

この進化の過程を重視して考察するのが進化○○学です。

これと、これに類するゲームの実験で集団に対する人のふるまいを存分に考察する本になっています。

これもある程度、有名なお話なんですが。

人は、目があるとちょっとカッコつけたふるまいをするんですね。

少なくとも悪さをしにくくなります。

ちなみに、目が絵や画像でもいいようです。

さて。なんで、人は目を気にするのか？ってのが問題ですが。

シンプルに他者の評価や評判を気にしているものと思われます。

目を気にするのは、悪い評判を避けるためなのか、良い評判を得るためなのか、ってところがよくわかってなく、議論が続いているようです。

どっちでもええやんけ？って思いますけどね。

どちらにせよ、これを気にする個体が偶然、生存に有利だったってとこなんですから。

人類のゴシップ好きは、サピエンス全史とかで有名になってきてますね。

会話の半分以上は誰かの噂話って言われてます。

意外なことに、これが色々なところにまでお話が広がっていきます。

つまり、ゴシップ＝集団生活を送るにあたり、かなり必要な能力のようです。

ゴシップにもいろいろあるでしょうけど、

誰かの悪しき行いのネガティブな噂話

としてます。ちなみに、良い噂話は全体の7％程度って結果もあるようです…。

特に有名人のネガティブなゴシップを聞くと、報酬系が反応。おいしいものを食べた時に反応するのと同じ部位が反応してるんです。

なので、他人の不幸で飯が上手いのは、本当、そのまんまなんですね。

英語でも、そういうのをジューシーっていうらしいです。

すげーですね。人間の感覚って。

多分、メシうまって感覚、報酬系が反応するって判明するより前ですよね？？

なんなら、オキシトシンもでるようなんですよ。

これは驚き。愛情ホルモンですよ！

親が子供を抱いたりする時にでるもの。

もう、ゴシップは人にとってなくてはならないものなんでしょうね。

究極的な原因としてのゴシップの役割は、警官であり、教師の役割を進化の中でになってきたのだろうってお話です。

あいつは悪いやつだ。罰しよう！とか。

あいつのような行動はいけないよ！とか。

これが、特に集団の中で生き延びるために役立っていったのだろうと考えられてます。

そんな形で、誰かを罰する際、喜びや快感をつかさどる部分が反応しているようです。

特に敵と認定したものに対する仕返ししたい！って気持ちが強い人ほど、喜びが強くなるようです。

この傾向、子供のころ、何やったら赤ちゃんの頃から見られるようです。