この本は、辛口のタレブ「反脆弱性の作者」が、金融関係の本で「まともな本」として紹介された本です。
英語の本ですが、前回のテクニックを駆使して読んでます。
意外とスイスイ進んでるので、来週には読み終わりそうです。
①グリーン材の誤謬
タレブがこの本で得た知識として、「グリーン材の誤謬」というのがあります。
この本の中で「グリーン材」の先物取引で、すごい利益を上げた人がいるんです。主人公の同僚?らしいんですけど。
この人はグリーンザが何なのかさっぱりわかっていなかったんですね。
緑色の木かと思っていたようです。
で、グリーン材のことをよく知ってる主人公は、取引で損をしてしまって、グリーン材が何のことかわからないけれども、材木に関する知識が豊富にあった同僚は利益を上げていると。
そこから導かれる教訓として、必ずしも、そのものの知識を知らなくても、大体流れを知っていれば大丈夫というか、知識を知っているからといって信用できるとは限らないというもの。
ちょっと表現が難しいですね。
反脆弱性の本文から↓
「その大成功した材木のエキスパートが、「グリーン」の意味という肝心の事柄を知りませんでした、というだけの話ではない。彼は、一般人があんまり重要でないと思う材木の知識については、逆によく知っていたのである。私たちから見て無知に見える人が、本当に無知とはかぎらないのだ」
「外から見えづらく、扱いづらく、説明しづらい知識と、グリーン材の「グリーン」の意味のような知識とで、どちらが必要な知識なのかを勘違いしてしまう現象を、「グリーン材の誤謬」と呼ぶことにしよう」
②子供の頃のバイト経験
アメリカの経済界の巨人たち。
もしくはたくさん金を稼いでいる人たちとか起業家とか。
彼らの伝記を読んでると、子供の頃にお金を稼ぐ経験をしてる人が多いです。
アルバイトだったり、何かを売ったり、作者ならキャディーだったり。
将来的に何かすごいことをする起業家は、その子供の頃のバイトの経験を、経験だけで終わらせずに結構いろいろ手広くしたり、工夫したりします。
新聞の配達を外注したりとかですね。色々爪痕を残してるんです。他の人に比べて桁違いにお金を稼ぐとか。
これをもとに自分でもこっそり何かの事業を始めるとか。
この経験がなければ、やっぱりいろんな起業はしてなかったんじゃないのかなってのが多いです。
日本人でもそれをやっている人って、なかなか見当たらないですよね。心当たり、僕は1人だけいました。もちろん、他にももっとたくさんいるでしょうけれども。
その人が猫組長って人です。
詳しい仕組みは忘れたんですけれども、その人も子供の頃に、アルバイトを引くほど事業拡大して、どえらい大金を稼いですぎすぎて、やばくなったと言う人です。
詳細、忘れましたが、海外の人みたいな発想だなって思ったのが記憶に残ってます。
僕は、今子供がいるんですけれども、子供にそんな、ある程度お金を稼ぐと言う体験させてあげたいなと思うんですけれども、なんかそういう場所はありますかね??
③自己評価
この作者。
とにかく自己評価が高いです。
今読んでるのは、話のまだ前半で、作者が破産するまでしか読んでません。
まだ破産していないので、事業とかなんなり、人生が全てうまくいって、うなぎ登りの状況を書いています。
とにかく、この方の文章で目につくのが、いろんな物事をゲームとして捉えていて、そのゲームの勘所を抑えて人生をうまくやっていくといった形。
これはこれで、やはり参考にはなります。どんなことでもゲームと捉えて、その勘所をうまく抑えて攻略法見つけて勝っていく。そういったマインドが大切だと思います。
あともう一つが、文章に頻繁に現れている、「他の人よりも少し優秀であると思います」
人生がうまく行っている本の途中ですが、本人はこう自己評価していたそうです。
読んでいた感想としては優秀と言うよりもやっぱり動き回ってたからじゃないんでしょうかね。
安定って言うものをあんまり求めずに、とにかく上昇志向を持っていて、子供の頃のバイトの経験から「金が全て」って言う価値観。動かぬ価値観を持っていて、その価値観に忠実に動いていくという。その姿勢が破産するまで人生向上だったじゃないでしょうかね。
とにかくしっかりとした目的を持って、しっかり動いていくのは大切だと思います。
この後、どう破産して、どうやって立ち直っていくのか?楽しみです。
「気がついたらオタク女子に約50万ほど貸し付けていた」
で、今の派遣の人たちの実情を見聞きした範囲で書いておこうって思ったので、書いてますが、一応どういう経緯で、オタク女子にお金を貸し付けることになったのか。に行くまで、かなり時間がかかりそうなので、最初に軽く書いておこうと思います。
書いたかな?ま、いいか。
なんでも、簡単な話で、元同僚で何かの経緯で2人でご飯を食べていたときに、今の仕事体調崩して行けてなくて、お金がどうしようもないと。
で家賃が通しても払えなくて、親にも頼める状況じゃないと言うことで、まぁそのうち返してね。といった形で開始いたしました。
これがずるずると、今月もまた何とかコロナにかかってとかどんどん続くうちに50万をゆうに超えた状態になっています。
ほんとに計算したら、もっとあるんでしょうけど、これ以上かせないと言う意味で50万円の区切りになります。
それでも今月、何か言ってくるのか?それを僕は拒否できるのか?
もうほんと、最近月末が憂鬱です。
では、また。