はじめまして。浩哉と申します。
本が好きで、読書はずっと続けています。
そのうち、自分でも読書後のアウトプットを少しずつやっていきました。
すると、読書が自分の中でも「読んだ!」って気になり、より理解度や満足度が高まりました。
Xの読書垢のポストや、メルマガ、ニュースレターもよく読みます。
そこから自分の読書や生活、すごく参考にさせてもらってます。
自分もニュースレターを書く事で、少しでも読書や生活を楽しくできる手伝いができればと思いました。
基本、水曜日と土曜日に、配信します。
水曜日は自分の好きな本や、Xで他の人の読了報告で興味を持った本。
土曜日は本屋に行った時の一位の本や、何かで一位になった本。世間的に流行りの本。
(財布に限りがあるので文庫本が中心)
を紹介していきます。
難しい書評とかではなく、ライトな感じです。無料ですのでよろしくお願いします。
サンプル
【1号】
実は基本noteに個人的に書いていたのを、ニュースレターとして書いていく形です。
こんな形式です。↓
近所の本屋で12月31日に一位だった本です。
「ブラック・ショーマンと名もなき町の殺人」東野圭吾 著
〜〜個人的な見どころ〜〜
①コロナに配慮
おそらく、この作品がハードカバーで発表された頃はコロナ禍真っ只中だったんでしょう。
いたるところでコロナの影響があった事を改めて思い知らされます。
リモートワーク、東京から来ないで!問題、観光地の悲劇、飲食店のアクリル、マスクで誰かピンとこない等。
どこか、懐かしさも覚えます。
②マジシャンが探偵
おそらくシリーズ化するんでしょう。
今回の探偵役はマジシャンです。
兄が殺害され、兄の娘。要は姪っ子と一緒に犯人探しをしていきます。
マジシャン特有(?)の手癖の悪さで警察のスマホを失敬したり、心理トリックを使って相手から色々な情報を聞き出したりしてます。
そのあたりの手練手管を見るのが楽しみでした。
そうして事件の全体像をつかんで犯人を暴き出す事になります。
③探偵自身が少し謎
探偵役のマジシャンが、兄が被害に遭ったという事で真相を知りたいってなって、独自に捜査を進めます。
ただ、警察もそこまでひどい対応ではないし、兄とはそこまで仲が良かったわけでもなさそうなのに、解決まで捜査を続けたのが少し謎でした。
探偵する動機ですよね。
探偵ではない人が探偵していくのって、よくあるのが、押し付けられたり成り行きだったりするんですが、それが好奇心だけっぽくて。
マジシャンのサガなんでしょうかね?知りたいっていうの。
そのあたり、探偵マジシャンの人となりが、少し謎でした。
これから掘り下げられていくんでしょうか…。
楽しみだなって思いました。
〜〜まとめ、雑記〜〜
東野圭吾さんの作品。
いくつか読んでいます。
印象に残ってるのは
「容疑者Xの献身」
「さまよう刃」
「白夜行」
でしょうか。
容疑者Xの献身は、評価わかれる印象がありますね。
かなーり前のXに、面白さがさっぱりわからないって誰かがポストしてましたし。
それに同意してた人が多かった印象でした。
僕はめちゃくちゃ良かった派です。
この3作。いや、きっと他の作品もそうなんでしょうけれど。
犯人の心情が、犯罪にいたるまでの経緯が。
本当にピンポイントで「ワカル」なんですよね。
自分も同じ立場だったら?
もしも感情の整理がうまくいかなかったら?
自分も同じ行動をとるかもしれない。
そうリアルに思わせてくれます。
この辺りの犯人の心情。
それがわかるデリケートな人が、東野圭吾さんの作品好きなんじゃないかなって思いました。
あと、毛色は違いますが、「名探偵の掟」もしかしたら東野圭吾作品の中で一番好きかもです。
探偵ものの「あるある」を、もうやめて!っていうほどいじり倒し、笑いたおします。
ほんと、推理小説をよく書く作者がなんでそんな事書くの?ってくらい攻めまくってます。
ミステリーが好きな方。息抜きにこの本も読んでほしいです。
このような形で、水曜日と土曜日。配信していければと思います。
よろしくお願いします。